改築日記 ー 令和元年度の3月
3月に着々と工事が進む様子と、卒園の時のエピソードです。
♡ 卒園児へのプレゼント ♡
「新しい園舎のホールで卒園式ができなくって残念!!」という思いに
工事の方たちが見学会という形で卒園児に新園舎の一部を急いで形にして
卒園式の日に見学できる場を作ってくださいました。
急ごしらえでもさすが大工さん、しっかりした通路には優しいコメントがあちらこちらにありました。
子ども達はドキドキしながら新しい園舎に足を踏み入れました。
廊下の突き当りには、木の香りがいっぱいの新しい部屋が・・
そして、そこには何と ↓ ↓ 工事の方たちからのメッセージが!!
まだまだ工事途中でたくさんの予定が詰まっている中、本当にありがとうございます。
子ども達にとって保育所の卒園式が
きっと記憶に残る素敵な思い出になるに違いありません。
もちろん壁も出来立てほやほやで
天井は沢山の柱がしっかり見えています。
断熱材が入り、完成した時には全然違う印象かも知れないけれど、この時期の新園舎を覗けたのは彼らだけの経験です。
第43回18名の子ども達の卒園式は
コロナの洗礼もあり、保護者の参加も制限がありました。
いつもは保育所全園でお祝いするような雰囲気でしたが、いつもより小さいホールなので参加する在園児もいつもとはちょっと違いました。
一味違う祝い方の一日になりました。
いつもとは違っても、彼らにとっては一回限りの卒園式です。
どの子もとってもいい顔で卒園証書を受け取って、巣立っていきました。
3月 寒い中、どんどん形が見えてくる
棟上げを終えて、保育所は年度の締めの時期、
旧園舎では卒園の準備も進めています。
まだまだ寒い中、新園舎の姿が見えてきました。
配管用の大小さまざまな管が積まれています。
工事現場のあちらこちらを
フォトギャラリーっぽく並べてみます。
木材の中に塩ビ管や金属の配管があちらこちらに組み込まれ始めました。
計算した通りの穴にきちんと収まることが当たり前なのがすごいです。
右の写真はまるでミルフィーユに見えませんか?
いったい何枚重なっているのか・・・
数えられませんが美味しそうです!!!
かっこいいですね~~~
2階が見渡せます。
安全第一、
落ちないように網がありました。
なんと楽しみな、広~いホールが形になって来ています。
最初の計画では令和元年度の卒園式はこのホールで行うはずでした。
でも諸事情で2ヵ年計画になり新ホールでは行えませんでした。
残 念 !!!
棟上げ式を行いました。と言えば・・・!
いよいよ、棟上げ式になりました。
保育所の関係者の方に集まって頂いてこれからの保育所の安全と繁栄と、色々な思いを込めて手を合わせました。
まこと保育所は『来るもの拒まず、オールマィティ、ユニバーサルでインクルージョン』を目指しています。
ただ、まこと保育所の初代園長・理事長は「真宗大谷派 光明寺」がルーツです。棟上げ式はまこと保育所の歴史と先達に敬意を表し、仏式で行いました。
さて、この棟札は今はどこにあるのでしょう。少し工事を先に進めて見ます。
ここはどこでしょう?
今は、梁等は見えなくなっています。ものすごくたくさんの断熱財が吹き込まれてホカホカになっているホールの天井の一番高いところで見守ってくれています。
ここから先、何十年もまこと保育所で遊び、巣立っていく子ども達一人一人が元気に楽しく自分らしく自分の力を発揮して生活していけるように、心から願っています。
さて棟上げ式と言えば餅まきが定番です。
最近はあまり見かけなくなりましたね。
そこは滅多にないせっかくの機会は逃したくありません。本当は高いところ好きの園長と主任も撒きたかったのですが、さすがに工事中で危険も伴うと言われ、新まこと保育所を立ててくれている現場責任者のお二人に餅まきをお願いしました。
工事の安全も含め、ここからは完成まで急ピッチで進めて下さるお二人が力強く投げて下さいました。
下で張り切って受け取った餅を、旧園舎ホールで待っている子ども達に窓の外から投げ入れる園長たちです。